新入社員が上司に年賀状を書きたいのに住所を知らない時はどうする？

早いものでもう年賀状の販売が始まっていますよね。
もうそろそろ大掃除の計画と
年賀状の作成に取り掛からないといけませんよね。

今年の春に社会人になった新入社員の皆さんがこの時期に当たる壁と言ったら・・・

年賀状を上司に出すのか？出さないのか？？
ですよね。私も新入社員の時は悩んだものでした。

車で１時間半の距離に本社があり、そこにも直属ではないけれど交流のある上司はいたので
本社にも出すのかどうかも悩みどころでした。

現在では個人情報の保護であったり、人事評価に繋げてしまうという問題点から虚礼廃止の制度を
取り入れている会社もありますよね。
殆どの会社は正月明けの４日には仕事始めなので、その時に挨拶すれば良いという観点から虚礼廃止の
ルールを取り入れている会社もあります。

じゃあどうしたら良いのでしょうか？？
年賀状を出したら良いのか？
また上司の住所を知らない時はどうしたら良いのか？
確認していきましょう！！

　

新入社員が上司に年賀状を書きたいのに住所知らない時は…？

最初に書きましたが、
まずは虚礼廃止のルールが会社または所属している部署に
存在しているかどうかを確認しておく必要があります。

どうやって確認するかですが、
一番は人事部や総務部に聞いてみるのが良いですが
ＯＪＴリーダーや信頼出来る先輩に年賀状を
毎年上司に出しているかを聞いて見ても良いですよ。

この時に先輩から上司の住所を聞くのは、
個人情報保護という壁があるのでやはり直接上司に住所を聞く方が印象も良いと思います。

例えば社内名簿が全員に配られているならば、
そこから住所を知る事は出来ますが会社のサーバーにあって
自由に閲覧できるか出来ないかで事情も変わってきます。

自由に閲覧出来るなら、年賀状を出すのに住所を知る事はＯＫですが、
そうでない場合は年賀状などのやり取りに住所を利用する目的ではないので
止めた方が良いです。

では、上司に住所をどう聞くかですが
「年賀状をお送りしたいと思っているのですが、もし宜しければ住所を教えて頂けないでしょうか？」
はい、これでＯＫです！

恐らく「はい、じゃあこれ住所ねー」とメモ書きを渡してくれるでしょう。

この時、決して自分の住所を渡してはダメですよ。
私が出すんだから上司も出してよね！という催促になっちゃいますからね。

次に、上司が忙しくって捕まらない場合は
社内メールもしくはＳＮＳで業務連絡をしている場合はＳＮＳでもＯＫです。

「年賀状をお送りしたいと思っているのですが、もし宜しければ住所を教えて頂けないでしょうか？
お手隙の時にでもご連絡いただけますと幸いです」

これでＯＫ！
メールを見た上司から返信が来るのを待つだけです。

会社の上司に限らず同級生であったり、
顔は知っているけれど住所は知らないというレベルの付き合いの人から
年賀状が来ると「なんで自分の住所知ってるの？？？」と思いませんか？
これと同じなんです。

別に脅迫状を出すわけではないので、直接上司に住所を聞けば良いのです。

上司への年賀状は謹賀新年でいいんだっけ？

上司への年賀状に書いてはいけないのは「賀正」「迎春」「新春」です。
逆に「謹賀」「恭賀」「謹賀新年」「恭賀新春」は書いても大丈夫です。

なので、年賀状の印刷をする場合は上司用と友達用とに分けておくか
上司用で統一すると良いですね。

そして年賀状に日頃の感謝と新年の抱負を手書きで書くともっと良いです。

が、修正テープは使ってはいけません！！これは大変失礼にあたります。

私は年賀状ではありませんが、
化粧品の美容部員さんからＤＭを頂いた事がありますが
このＤＭが修正テープだらけでした。
文面だけではありません、住所も氏名も何もかもが修正されていたんです。

間違えたら新しいハガキを使いましょう。
そして、ハガキですが私製ハガキに年賀と書くのは
マナー違反ですので注意しましょう。

一番の問題は宛名を手書きでするのか？パソコンで印刷しちゃうのか？？
宛名は手書きだと好印象ですが、字が個性的の場合は印刷でも大丈夫ですよ。

そして、１２月２５日までには投函するようにすると元旦には必ず届きます。

上司への年賀状に添える一言文例

どれだけ印刷したイラストがキレイでも可愛くっても
必ず一言一文を添えるようにしましょう。

この時イラストと被ったり小さいスペースに無理して一言を書き込むといった
計画性のない年賀状にならないよう注意しましょう。

この一文をどう書くのかがこれまた悩みのタネですよね！

ですが、上司に対して日頃の感謝と新年からどう自分が頑張るのかといった抱負を書くと良いですよ。
この一文には句読点はつけてはダメです。

そして、去るという縁起の悪い言葉を連想する「去年」は使わず「昨年」「旧年」と書きましょう。

新入社員の年賀状の文例１ 私が新入社員の時に書いていた一言文例です
「いつも親身なご指導をくださりありがとうございます　まだまだ未熟者ですが本年もよろしくおねがいいたします」

新入社員の年賀状の文例２ または
「昨年は大変お世話になりました。一歩ずつですが地道に頑張っていきたいと思います」

といった感じで大丈夫ですよ。
何か新年に目標があれば、それに向けて頑張りたいといった決意表明でも良いと思います。

字が個性的でも良いんです、頑張って手書きしましょう！
キレイに書こうという気持ちはきっと上司に伝わりますよ。

さいごに

私も新入社員の時、会社の上司用に年賀状を書く時は
緊張して必ず一枚失敗をしていたものです。

この頃は今の様に簡単に年賀状印刷が出来ない時だったので、
スタンプや絵手紙風の年賀状を夜更かししながら作っていました。

そして、上司から年賀状が届くととっても嬉しかった事を思い出しました。

上司も手書きで一言書いてくれていたので、
私の為にわざわざ手書きしてくれたんだと感動しました。

やっぱり手書きが一番気持ちが伝わりますよね。

今でも年賀状印刷をする時は
コメントが数行かけるデザインを選ぶようにしています。

そして送る相手によってコメントを変えているんですが、
何を書こうか考えるのがちょっと楽しくなってきた今日この頃です。

メールやＳＮＳでも送る事はできますが、
やはり年賀状というのは特別なお便りですよね。

書き損じたハガキについてはこちらをご覧ください。
年賀状はがきの種類と交換手数料