雛人形をしまう日に雨!どうしよう?気になるカビ対策のやり方は?

雛人形を飾って毎日楽しんで、
桃の節句も賑やかに過ごして待っているのはお片付け。

買った時と同じ状態でしまうけれど、予め用意しておいた方が良いのは
和紙と緩衝材と人形用の防虫剤です。

そして忘れてはいけないのが、
布製の手袋!!毛ばたき(小さい方が良いです)。

ケース入り雛人形の場合は
ケースに付着した埃を払い落としてあげればOK!

収納タイプと段飾りの雛人形はきちんと手入れをしながら終わないと、
大切なお顔や十二単などにシミや カビ、変色してしまいます!

といっても、そんなに難しくはありません。
ちょっとだけ手間がかかるだけですし、
年に1回~2回程度の事なので頑張りましょう!!

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雛人形をしまう日の天気が雨の時はどうする?

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出来れば、湿気(カビ)を考えて晴れた日にする方が良いです。

その日を逃すとしばらく時間が取れない!
という場合、究極の裏技として
雛人形を裏返しにして全員背を向けさせるという方法があるそうです。
ただ、その光景を想像すると何だか不気味ですね・・・

雛祭りは元々は季節の節目の行事で
3月2日を宵節句、3月3日を本節句、3月4日を送り節句といって、
3日間は雛祭りの期間になるんです。

なので、3月4日に雛祭りが終わったからと言って片づけるのは早いんですよね。

だいたい3月6日の啓蟄の日~3月中旬までの間で
晴れた日に片づける方が良いですよ!

雨の日に雛人形を片づけると、
気をつけてはいても人形は湿気を帯びたまま箱に終われてしまいます。

箱の中でその湿気がじわじわとカビを繁殖させてしまうので、
翌年箱を開けて青ざめるなんて経験はしたくないですよね(涙)

それに、3月は春と言えどもまだまだ寒い!!
雨が降っていたらもっと寒いです。地方によっては雪が舞っていたリしますしね。

仕事の都合などあるかと思いますが、
晴れている日に雛人形を片づけましょう。

雛人形のカビ対策をやり方は?

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まずは、布手袋をはめます!
直接雛人形を素手で触らない様注意を払ってくださいね!

キレイなティッシュを雛人形のお顔の長さに合わせて細長く折って、
優しくお顔に巻き付けたらティッシュの上から和紙を巻きます。

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この時、衣装についている埃を毛ばたきで
優しく払って箱にしまいますが、
この時に緩衝材を入れすぎると人形を
圧迫させてしまうので要注意です!

緩衝材を入れ終わったら和紙で全体を覆ってから防虫剤を2個入れます。
この時に、違うメーカーの防虫剤と一緒にしないように気を付けてくださいね!

小物類も同様ですが、特に金属は必ず和紙を巻きましょう。
ただし、屏風や親王代(畳の台座)には防虫剤は入れないようにしてくださいね!
劣化しちゃいます!!

とにかく和紙!そしてティッシュ!が必要です!!

そして、9月辺りの天気の良い日に
一度雛人形を出して虫干ししてあげてください。

どれだけ除湿して、
カビが生えない様に気をつけてはいても閉じ込められっぱなしでは、
やはり多少なりともカビ菌はいそうですよね。

虫食いもイヤですしね。

雛人形をしまう場所は?

押し入れや納戸の上の段もしくは高い場所が最適です。

が、マンションやアパートで収納場所が限られている事って多いですよね。
維持費はかかりますが、トランクルームを利用するという方法もあります。

押し入れや納戸に収納する場合、
出来ればスノコを敷いてから雛人形を収納し、除湿剤をスタンバイ!

天袋に収納という方法がありますが、
我が家もそうですが天袋が無いという家庭も多いですよね。

押し入れも3段目はあるけれど幅が狭いという事もあります。
その場合2段目に収納すれば大丈夫です。

ただ、除湿剤を入れて忘れてしまうのはダメです。
定期的に見て、取り換えてくださいね!

床下収納しか場所がない!!という家庭もありますよね。
その時は、箱を大きなビニールで包んで床下の湿気を避けなくてはいけません。

雛人形が入っていた箱が段ボールのままでは
やはりカビ以外にも虫食いも問題があります。

出来れば桐の箱もしくは、茶箱が最適です。
最近では雛人形用の桐箱が売られているので、是非検討してみてくださいね!

さいごに

娘が産まれたから何となく買わないといけないと思って雛人形を買った
又は、両親から贈られてきたというママが私の周りには多いです。

子供の頃から雛人形を持っていなかったという私と同じ境遇のママもいます。
私は子供の頃、雛人形を母親が毎年手作りしてくれていました。

従妹は豪華な7段飾りを持っていたので、
毎年雛祭りパーティーを一緒にしていましたが「触らずに楽しむ!」が
暗黙のルールで、子ども心につまらない!と感じていました。

その点、私の雛人形は母親の手作りなので触って遊んでも良いので
テーブルに手作りの雛人形と雛あられ、ちらし寿司や
唐揚げなどが並んでとっても楽しいひな祭りを過ごしていました。

手間がかからないようにとケース入りを選んだママ友は
日々の子育てと出産準備でバタバタして2回目の雛祭りで雛人形は
押し入れから出せなかったそうです。

こういう事ってあり得ますよね!

特に2回目の雛祭りで二人目妊娠中!
出産間近だとママの体調もありますしね(汗)

ちゃんと季節の行事として楽しみたいし、
子どもにも教えてあげたいけれど実際はそんな余裕はなかったりします。

子供が雛人形を大切に出来る年頃になった時に雛人形にカビが生えてた!!
十二単が変色してる!お顔にシミが!!
なんて悲しい事は避けたいものです。

人形には魂が宿るものです。
時々出して虫干しして、大切にしたいですね。

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