壬生の花田植の場所はどこ?混雑具合や駐車場情報

最近よく見聞きする「文化財」には
建造物などの「有形文化財」と伝統行事などの「無形文化財」があります。

北広島町の日本重要無形民俗文化財に指定された「壬生の花田植え」をご存知でしょうか?

毎年6月の第一日曜日に豊作を願って行われている伝統行事で、
大太鼓や小太鼓、笛に手打鉦などによる「囃し」や
田植え歌に合わせて苗を植える「早乙女」や
金色の鞍と造花で華やかに飾られた黒毛の牛は「花田植え」のメイン!

是非一度は見ておきたいお祭りです!

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壬生の花田植の場所はどこ?

花田植会場は広島県山県郡北広島町壬生なんですが、
壬生地域どこでも見られる訳ではありません。
壬生商店街近くに花田植会場の田んぼがあります。

会場で花田植を見るのも良いんですが、
11時から壬生商店街から花田植会場までを花笠踊りや子供田楽、
飾り牛の行進と演技披露もあるので是非見てほしいイベントです。

個人的に花笠踊りと聞くとよくある竹で編んだ傘に
花を付けた物を手に持って踊ると思っていたんですが、
このお祭りで見られる「本地の花笠踊り」は全く予想とは違っています!

田植えをする女性を「早乙女」、囃しや田植え歌を敷きする人を「さんばい」
と呼ぶんですが、調べてみると「さんばい」は田の神様と同じぐらいの立場の人なんだとか!!

そして、「さ」がつくものは田の神様に関係があるんだそうです。

田植えをする前に咲くのは「さくら」、田植えをする月は「さつき」、
苗を植える人「さおとめ」、植える苗を「さなえ」、指揮する人を「さんばい」、
田植え終わりのお祝いを「さなぶり」というんだそうです。

飾り牛もこのお祭りの日の為に調教されていて、
商店街から会場までを12~13頭が行進する黒毛牛の姿は見ごたえあると思いますよ。

花田植は無料で見学が出来るんですが、三脚を使って写真を撮る事は禁止されているので
両手で持って写真もしくはビデオを撮ってくださいね。

また、有料ですが千代田開発センターでは神楽を観る事が出来ますよ!

田植祭りは14時から始まるので、
パレードを見たら道の駅などで腹ごしらえをしておきたいですね。

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壬生の花田植の混雑具合はどのくらい?

日本最大級の花田植なので、かなりの混雑具合が予想されます。
と言っても、フラワーフェスティバル程の混雑ではありませんが、
地域の夏祭り程度の混雑とは比べ物にはなりません。

早乙女や田楽団、飾り牛、田楽団を見に会場の周りには
大勢の人が集まりますが、会場の田んぼは意外と小さいらしく場所取りは早い者勝ち!

会場からちょっとだけ離れた道からでも見れるそうですが、
出来ることなら間近で見たいですね!

北広島町に前泊すると準備風景も見られて楽しいそうですので、
もしスケジュールが合えば前泊するのも良いかもしれませんね。

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また、会場近くの商店街やパレードコース、ときわ橋近辺は交通規制があるので
公式ホームページでどこの駐車場に止めるのか?
ルートはどうするのかを事前に確認しておきましょう。

壬生の花田植の駐車場はどこ?

北広島町に行くならやっぱり自家用車になりますよね。

専用駐車場はなく、千代田インター近くにある道の駅、千代田町役場、
千代田運動公園、壬生小学校、国道261号線沿いにあるスーパー「万惣」
の駐車場を無料で使う事が出来る上に、
千代田町役場、千代田運動公園、万惣からシャトルバスが出ているので会場から離れていても安心です!

一番近いのは壬生小学校ですが、近いだけあって
直に満車になるので早めに会場入り出来るように出発しましょう。

道の駅から会場までは徒歩10分程なので、
道の駅で帰りに地物野菜や特産品をお土産に買って帰るのもオススメです。

また、団体専用の駐車場や身体障がい者専用駐車場が会場近くに完備されているのも嬉しいですね。

さいごに

広島に住んでまだ一度も壬生の花田植を実際に見た事はなく、
主にローカルテレビ番組で見ていました。
ですが、日本最大級の田植祭りは一度は見ておきたいと感じました。

何よりも田植を見る機会も少ないので、
子供に見せるのも良い思い出になりそうですよね。

私個人は飾り牛の行進と花笠踊りを見てみたい!!
きっとキレイだけど、雄々しい姿なんだろうと想像が膨らみます!!

壬生の花田植は雨が降らないジンクスがあるそうなので、きっと今年も晴天に恵まれるでしょう。

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