髄膜炎とはどんな病気?検査や治療の方法、入院期間はどのくらい?

   2017/05/21

髄膜炎と聞くと、子育て中の人なら
0歳の子供がかかりやすい病気だと思いますよね。

ですが、髄膜炎は決して子供だけがかかるのではなく
大人も発症する可能性があり
更には初期症状が
風邪に似ている事から症状を放置してしまい、
重症化して脳炎を発症してしまう事もあるとても怖い病気なのです。

熱が38度以上で風邪を引いたかもしれない時、
嘔吐やいつもよりも酷い頭痛、
首の痛みを感じたら「髄膜炎」を疑い検査を受けてみましょう。

髄膜炎とはどんな病気?

そもそも髄膜炎とは、その名の通り髄膜に炎症が起きた状態をいいます。

普段の呼吸の時に私達は色んなウイルスや細菌を吸い込んでいますが、
何かの拍子に髄膜にくっ付いて炎症を起こしてしまう事で発症します。

特に珍しくはない病気ですがウイルスや細菌の種類によっては
特効薬や治療法がなく完治に時間がかかってしまう事や、
時として命が危険にさらされる事があります。

髄膜炎には原因の細菌が特定できた場合は「細菌性」、
原因菌が細菌ではなかった場合は菌は無いので「無菌性」と診断が確定されます。

ですが無菌性の原因はウイルスで、
ウイルスの種類によって「無菌性」と「ウイルス性」に分かれます。

主な症状としては発熱、頭痛、嘔吐、頂部硬直(首の硬直)、
傾眠、錯乱、昏睡で症状の進行が早いのが特徴です。
(参照元 Wikipedia)

髄膜炎を発症している時の頭痛は
普段の頭痛とは桁違いの激痛になる事が多いので、
いきなり激しい頭痛に襲われた時は
「無菌性(ウイルス性)髄膜炎」の可能性が極めて高いです。

髄膜炎、細菌性と無菌性の違い

原因となっている細菌が特定できている場合は
「細菌性髄膜炎」と病名がつきます。

生後3か月までは大腸菌やB群レンサ球菌、
黄色ブドウ球菌、食中毒の一種のリステリア菌が主な原因です。

そして幼児期まではほとんどが、
インフルエンザ菌b型と肺炎球菌が主な原因菌で、
大人もほとんどが同じ原因菌で細菌性髄膜炎を発症します。

ただ、子供と違うのは急速に進行して
命の危険に繋がる可能性がある事です。

そして、中耳炎や副鼻腔炎が原因で細菌性髄膜炎を
発症する事は珍しい事ではないので髄膜炎の
症状が1つでも感じられたら、注意が必要です。

そして、特定が難しい細菌が原因の時は
「無菌性髄膜炎」と病名がつきます。

無菌性髄膜炎はウイルスが原因で、細菌性と比べると
治りも比較的早く後遺症が残る可能性も極めて低いのですが
おたふく風邪が原因の場合は難聴などの
合併症が原因で後遺症が起こる事があります。

髄膜炎 細菌性とウイルス性症状の違いは?

細菌性も無菌性も髄膜炎の初期症状は
喉の痛み、咳、鼻水など風邪とよく似た症状が出ます。

そこから進行すると高い熱、激しい頭痛、首の痛み、嘔吐、
更に人によっては食欲低下、眩暈
と立っていられない状態になります。

ウイルス性は38℃~40℃の発熱と頭痛が一気に起こり
項(うなじ)辺りの硬直
が感じられます。

発熱と頭痛の症状を内科で訴えた時に、
医師が首やうなじの辺りを触診するのは
リンパの腫れの確認と共にウイルス性髄膜炎の
可能性がないか確認しているのです。

初期症状で「髄膜炎」を疑える人は少ないかと思いますが、
首の痛みや嘔吐、眩暈などの症状は風邪では見られない症状なので、
風邪とはちょっと違うかも?と思ったらすぐに病院で検査を受けましょう。

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髄膜炎の検査は何科?

髄膜炎の症状が出ると自力で病院に行く事は難しく、
大半の人が救急車もしくは家族に連れて行ってもらいますよね。

救急車の場合は、様々な検査の行える総合病院に搬送される事が多いですが
個人で行く場合は「脳神経外科」「脳神経内科」「感染症科」や
CT検査、MRI検査、脳波検査が行える病院を受診するようにしましょう。

どこの病院に行けば良いのか、何かに行けばよいのか
分からない時は消防署に電話して聞く
又は遠慮せず救急車をお願いしましょう。

髄膜炎の検査方法は?

髄膜炎かどうかは背中から専用の針を刺して圧力を測りながら
髄液を採取して白血球や細胞数、蛋白質、糖分の数を調べたり、
痰や尿検査でを行ったり、腫瘍の可能性があったり
脳がズレている場合もあるとCT検査、MRI検査、脳波検査を行います

髄膜炎の治療の方法は?

髄膜炎の治療方法はどの細菌が原因になっているかを検査し、
原因菌の細菌に有効な抗菌薬を投与し、症状に合わせた対処療法がメインです。

細菌性の場合は対処療法がメインとなりますが、無菌性(ウイルス性)の場合は治療薬がないので
症状を和らげる治療法になります。
頭痛が酷い時は頭痛薬、嘔吐の時は点滴をして症状が和らぐのを待つしかありません。

とはいえ、頭痛、吐き気、発熱では
なかなか髄膜炎を疑ったりはしませんよね。

ですが、髄膜炎は細菌性も無菌性も
早い段階で診断を確定してもらえれば治りも早くなります。

髄膜炎の入院期間は?

髄膜炎と診断されると入院する事がほとんどですが、
だいたい10日~2週間程が平均日数です。

私の旦那は初期症状の段階で病院に行っていましたが「風邪」と診断されました。

治療薬として解熱剤と鎮痛剤が処方されましたが、
症状は落ち着くどころか更に悪化し眩暈の症状も現れ嘔吐するようになりました。

この時、総合病院で診察を受けたところ「髄膜炎」を疑われ
検査を行ったところ「無菌性髄膜炎」と診断され
即入院となり25日も入院していました。

髄膜炎はその名の通り髄膜が炎症を起こしている病気です。
髄膜は脳や脊髄を取り囲んでいるので、
重症化して後遺症が残る可能性があるのも納得ですよね。

さいごに

旦那が「無菌性髄膜炎」を経験しているので、
我が家では風邪を引いた時に吐き気やヒドイ頭痛、
解熱剤を飲んでも熱が下がらない時は「髄膜炎」を
旦那が一番に疑います。

そのおかげで、数年前に旦那の熱がなかなか下がらない時に
「髄膜炎」かもしれないと疑い、総合病院を紹介してもらい
「ウイルス性髄膜炎」と診断され2週間程入院し元気に帰ってきました。

いつもの風邪と違うと感じた時は、
やはり専門医に診察してもらう方が安心ですよね。

薬が合わなければ長い間辛い思いをしますし、
大人ですと休む期間が長くなればなるほど家族の負担も増えるし、
旦那さんの場合だと収入減が心配になります。

早く元気になる為にも、やはりセカンドオピニオンは
重要なのかなと感じています。

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