私自身、手足は常に温かいし、冷え性なんて他人事と
思っていましたが、実は隠れ冷え性かも?
と、思うようになりました。
男性にも急増しているという隠れ冷え性
我慢するだけでは済まされないこともあります。
今回はこの隠れ冷え性について、詳しく紹介していきます。
女性の冷え性はなぜ多いの?
そもそも冷え性とは、
筋肉のポンプの力が弱いからおこるんです。
→ 血液を全身に送っているのは、心臓と筋肉です。
血液を運ぶ筋肉の力が弱いと、
血流が悪くなり冷え性になるんです。
男性よりも、女性の冷え性が多いのは、
筋肉量の違いが大きく影響しているんですよ。
その他に水分不足と食生活の乱れも影響しています。
血液は筋肉ポンプで運びますが、
その血液がドロドロだと流れが悪くなってしまい、
スムーズに運ばれなくなってしまいます。
なので、適度な水分摂取と、
バランスの良い食生活はとっても大事なんです。
また、太っている人も注意です。
脂肪が多い=暑がりのイメージが強いですが、
実は脂肪は一度冷えてしまうと、
再度温めるのが非常に難しいので、
返って冷え性の人もいるんです。
最近増加傾向にある男性の冷え性は、
ストレス社会が背景にあります。
ストレスによって自律神経が乱れて、
体温調節まで上手にできなくなってきているんです。
冷え性と体温の関係|隠れ冷え性ってなに
冷え症は自覚して改善していく必要があります!
我慢すれば良いということではなく、
体温が冷えることによって、免疫力も下がるからです。
実は体温が1度下がると、免疫力は30%も低下するんです。
自分が冷え性か、そうでないか、
しっかり知っておくことって必要なんですよ。
冷え性というと、
手足が冷える、平熱が低い人というイメージがありますよね?
実はこの平熱自体も正確に計れていない人が多いようです。
体温計には予測と実測の2つがあり、
予測とは、短時間で測れる表面の体温で、
実測とは、10分程度で計る深部まで計測できる温度です。
この実測が体内部の体温となります。
低体温との境は36.2度で、
36.2度~37.2度までは平熱、
36.2度以下だと低体温と判断できます。
表面の体温が高くても、実は内臓が冷えているという方は、
実測で計ると低いということがあるんですよ。
胃腸が弱い人に見られがちな、自覚症状のない方は、
隠れ冷え性といえるでしょう。
私も冷え性の自覚はなかったのですが、
大人になるにつれ、冷たい飲み物で胃が痛くなったり、
下腹を触ると冷たかったり、隠れ冷え性であることが
発覚しました。
冷え性の対策でおすすめの方法
ここからは冷え性対策を紹介していきます。
■湯冷めしにくい入浴
38℃~40℃のお湯につかる。
ぬるま湯だと体がリラックスして
血流が体の末端まで行き渡るので、
体を芯まで温めることができるんです。
■腹巻をする
お腹には腹部大動脈という太いな血管が
走っているので、より体を温める効果があります。
■生姜を加熱して食べる
生姜は加熱することでショウガオールという成分に変わります。
このショウガオールが血液の循環を良くします。
■お灸をする
お灸は経絡上のツボに置いて燃やし、その温熱刺激によって体調を整えます。
市販されている簡易的なお灸でも十分効果があります。
まとめ
冷え性対策いかがでしたか?
若いころは健康と思っていても、歳とともに代謝も落ちていきます。
体が冷えて良いことはありません。
今後の予防も兼ねて対策してみてはいかがでしょうか?
最後に足が寒いからといって寝るときに靴下を履くのはNGです。
汗腺がいっぱいある足の裏を覆ってしまうと、
湿気がこもって、返って冷やしてしまいます。
寒くて眠れない方、レッグウォーマーに変えてみると
効果的ですよ。
色々試して、冷え性改善してみましょう。
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