お付き合いが進めば、泊りでの旅行も増えてきますよね。
ビジネスホテルは格安でラクチンですが、温泉地などではやはり旅館に泊まりたいですよね。
ここで直面する問題は、用意されている浴衣。
ちゃんと着れますか?簡易的な浴衣なのですが、着方が分からないとへんちくりんな姿になってしまい陰で笑われるかも?!
スマートに着れる簡単な方法をご紹介します!
旅館の浴衣はどっち上?
旅館の浴衣も、お祭りで着る浴衣も着方は同じで右を先に身体に当てて左で閉じます。
よく「右前」とネットで書いてますが「右が前(先)」という意味なんです。
浴衣を毎年自分で着ている人には当たり前かもしれませんが、滅多に着ないと分からなくなりますよね。
そんな時は男女関係なく「右手でうっふん」と覚えてください(笑)
正しく着れば、右手が懐に入り胸を触れるハズです!
旅館の浴衣は、おはしょりもいらないので首の後ろに握りこぶし一個分の余裕を持たせ、背中の縫い目がまっすぐになるように合わせたら後は簡単。
この時に帯を首に先にかけておくか、直ぐに取れる所に置いておくと良いですよ。
(私はついつい口にくわえてしまいますが(-_-;))
この時、グラマーな女性は胸元がはだけやすくなるのでスポーツタイプのブラジャーもしくは、着物用の肌着で上半身用があるのでこれを着ておくと安心ですよ。
(準備が面倒な時は、ブラトップ!)
ちょっとぽっちゃりさん体型なら、左側が十分に反対側の腰までくるように右側を少しズラしておきます。
旅館の浴衣は男女共通のフリーサイズなので、余裕はあるかとは思いますが不安な時は予め旅館にサイズを聞いておくと当日彼氏の前で恥ずかしい思いをしなくて済みますよ。
帯ですが、男性は腰骨の辺りで帯の中心をお腹に当てて2周ぐらい巻きます。
そして背中の中心もしくは右側で片結びか蝶結びをしましょう。
結べない時は彼女の結んでもらうと良いですよ。
女性の帯は胸の少し下辺りで帯の中心を当てて背中で交差させなが巻きますが、帯がぐちゃぐちゃにならないようにキレイに巻いて幅を作っていきます。
目安は帯の倍ぐらいになるようにすると、胸元がはだけにくくなってきますよ。
そして、前に持ってきて左側で蝶結びをします。
ぽっちゃりさんでよくあるのが、帯の長さが足りず蝶結びが小さくなること。
旅館で帯の長いのがあるかも浴衣同様に事前に聞いておくと安心ですね。
浴衣の襟は男女でどっちが上か違うの?
襟の位置は着付け同様に男女での違いはありませんが、男性は喉仏から指3~4本ぐらい下で襟を合わせると苦しくないですよ。
よく思いっきりはだけさせている若い男性を見ますが、ハッキリ言えば見苦しく素行が悪そうに見られるので控えましょう。
女性は首に沿うように襟を合わせるんですが、首の後ろに多少のゆとりを持たせると着慣れている感じがしてステキになります。
浴衣を合わせて帯を巻く前に片方の手で浴衣を合わせている部分を抑え、もう片方の手で首の後ろの襟元をクイクイと引っ張って調節してください。
浴衣を合わせる前にすると、ちょっと昔の遊郭にいる女性のような感じになり品位に欠けるので注意しましょう。
男女共に浴衣を着る自信がない時は、旅館の人に頼んで着せてもらうのもOK!
へんちくりんな格好で出歩くより、全然はるかにマシですし覚えるいい機会でもありますよ。
旅館では浴衣で食事して良いの?ポイントは?
ビジネスホテルだと備え付けの寝間着での食事や部屋の外に出る事は禁止されていますが、旅館に備え付けの浴衣は基本そのまま出歩いてもOKで、食事も問題ありません。
ただ、その時は羽織物が一緒に用意されているハズなので、それを着てから食事に行くようにしましょうね。
旅館の浴衣を着たら散策も楽しみたいところですよね。
温泉地なら、足湯やお土産屋さんが建ち並んでいるので、普段着より浴衣の方が気分が上がります♪
ただ、下駄に慣れていない人は足元注意ですよ!
石畳は滑りやすいので、いつも通りに歩いていると滑ったり足を挫いたりするので(私は挫きました)気を付けてくださいね。
旅館の中で食事をする時用に、小さいポーチもしくはカバンを持っておくとハンカチや部屋の鍵、スマホなどを裸で持たなくても良いので1つ用意しておくと便利ですよ。
私は着物地の巾着袋(浴衣を買ったら粗品で貰ったつくりの簡単な巾着)を持って行くんですが、結構便利ですよ。
籠バッグだと折りたためないので荷物になりますが、折りたためるタイプならカバンの隙間に入れておけるので邪魔になりませんよ。
さいごに
浴衣の畳み方がわからないからと、グルグル巻いて部屋の片隅に置いてる友人がいましたが、きちんと畳めなくてもグルグル巻くのはちょっと良くないですよね。
なので、せめて洋服みたいに袖を合わせてコンパクトに畳んでおいておきたいですね。
顔見知りの旅館じゃないし、知らないんだからあまり気にしなくても良いかと思うかもしれませんが、やはりエチケットとして浴衣を脱ぎ捨ててあるのは気持ちの良いものではありません。
私も若い頃は脱ぎ捨ててましたし、どうせクリーニングに出すんだから畳まなくても良いと思ってました。
ですが、それを回収する人は脱ぎ捨ててある浴衣を見て不快に感じるでしょうし、旅館の人から「だらしない」と思われていると母に注意されて反省した事があります。
浴衣の着付けも畳み方もとってもカンタンなので是非事前に練習して、当日を心置きなく楽しんでくださいね!
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