暑中見舞い上司の場合の宛名や文例は?添える一言のおすすめは?

全国的にもうすぐ梅雨明けですね!
という事は、もう暑中見舞いの準備を始める時期です。
年賀状みたいにポピュラーではないですが、貰って喜ばない人はいないのが季節の挨拶です。

特に今年は猛暑の予報が出ていて、すでに真夏日を記録した市町村もあるぐらいです。
文章も短めですし、普段お世話になっている上司に書いてみましょう!

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暑中見舞い上司の宛名はどう書くの?

暑中見舞いを出すときに文面と同じぐらい重要なのが、「宛名」です。

宛名の書き方が間違っていると、一気に印象が悪くなって一生懸命書いたことが無駄になってしまいます。
字が上手下手ではありませんよ。
住所や氏名、差出人の住所と氏名の書く位置やバランスを間違えないように書きます。

そこで私がビジネス専門学校で教えてもらったおススメのやり方をご紹介します!

まずはがきより一回り大きめの厚紙を用意してハガキの外枠を映します。
そして、ハガキの中央に線を引きます。

次に、郵便番号7ケタの最初の2ケタ(これをAとします)と、最後の2ケタ(これをBとします)それぞれの真ん中に線を引きます。
これで準備完了!!

書き方は正式なマナーとして「縦書き」です。

まずBに上司の住所を書きますが、マンションなどに住んでいるとマンション名や部屋番号があり住所は長くなります。
そこで、区切りのいい所で改行をします。
ここで間違えやすいのが2行目の書き出し位置ですが、最初の住所より一文字程下から書き始めましょう。

そして、氏名をAに書きますがなるべく真っ直ぐに名前を書きましょう。
姓名の間には一文字半ぐらいのスペースを入れて書くとバランスが良くなります。
上司ひとりに送るのであればこれで完成ですが、もし奥様と連名で出すなら上司の○○様の横に「奥様」もしくは「御奥様」と書きましょう。

続いて差出人である貴方の住所と氏名を書きます。
準備段階でハガキの中央の位置を示す線が活用されますよ。
上司の住所を書いた文字の大きさよりも一回り小さめの文字で中央を示す線よりも1文字半程上から住所を書き始めます。
氏名は中央線よりも1文字上から書き始めるとバランスが良くなりますよ。
例えば、職場結婚などで上司が自分たち夫婦と関係がある場合など、奥様の名前も一緒に書いて出すときは自分の名前の横に奥様の名前を書きます。

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暑中見舞いの文例、上司の場合は?

暑中見舞いでは、暑いけれどお元気ですか?といった季節の挨拶なので
「暑中見舞い申し上げます」
この言葉は必ず入りますが、そのあとの文章は相手を気遣う文面で
「暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか」
もしくは
「今年の暑さはより厳しく感じますが、元気にお過ごしでしょうか」
といった感じにします。
その後で次は自分の現状を書きます。

「暑さに負けずに元気に過ごしています」
「暑い日が続くので、かき氷器を買って楽しんでいます」
「猛暑の意味を身を持って体験しています」
などなど、特に職場で報告しないようなプライベートな事を伝えても温かみがでますよね。

そして、締めくくりにこの後も元気で過ごしてほしい事を伝えます。
よくあるのは「ご自愛ください」ですが、「お体を大切にしてくださいね」でも良いと思います。

ビジネスマナーはとにかく難しい言葉を並べているイメージがありますが、実際のところそんな堅苦しい文章は社長や会長などかなり上の人への手紙や取引先相手ぐらいしか使いません。
(当たり前に使っている上級者もいますけどね)

あまりに砕けた言葉づかいは控えなくてはいけませんが、丁寧な言葉使いであれば特に気負う事無く気持ちを書いた方が貴方らしさが上司に伝わりますよ。

暑中見舞いに添える一言の文例!

何か報告したい近況があれば、一言添えても良いですね。
例えば、お盆休み明けぐらいに奥様が出産を控えていたり、久しぶりに帰省するなど特に職場で「報告」するような内容でないプライベート的な事でも構わないので、ちょっと添えてみると良いですよ。

久しぶりに帰省する場合
「○年ぶりに○○県の実家に帰省するので、リフレッシュしてこようと思っています。
休み明けはより一層仕事に励みますので、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。

普段からとてもお世話になっている上司の場合
「日頃から何かとお世話になり、気にかけていただきありがとうございます」
といった感謝の気持ちを添えるのも気持ちのいい文面になります。

決意表明した事があれば、それを書いても良いと思います。
例えば「今年は○○資格を取得しようと、勉強に励んでいます」
「ダイエットを始めました!お菓子を食べていたらどうぞ叱ってください」などなど。

俳句が好きな上司なら、夏の俳句を書いてみるのも素敵ですね。
山頭火「夕立が 洗つていつた 茄子をもぐ」
松尾芭蕉「此あたり 目に見ゆるもの みなすずし」
もちろん、自作の俳句の披露もオリジナリティがあって良いと思います。

さいごに

年賀状なら毎年上司に出している人も多いでしょうが、暑中見舞いはなかなか出す事を思いつきません。
ですが、例えば新入社員の頃にお世話になった上司が転勤した、部署が変わってなかなか会えなくなったなら余計に暑中見舞いを出してみてはいかがでしょう?

今回は職場の上司ですが、卒業した学校の先生宛てでも良いと思います。
私は毎年元職場の上司に退職してからずっと暑中見舞いを出していて、直筆での返事が来るのがとても楽しみなんです。
それは上司も同じようで、私からの暑中見舞いを楽しみに待っていてくれています。

自分で書いた絵手紙で暑中見舞いをいつか書けたらと思っています。

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