3歳で子供をスキーデビューさせようかな?
というお父さん、はじめが肝心です!
初めのスキーの印象が悪いとその後その子はなかなかスキーに行きたがらなくなっちゃいます。
逆に楽しい思い出だと、いつまでも覚えていてくれて家族としても最高な思い出になります。
そこでお子さんがスキーを好きになるための道具や教え方のアドバイスを、スキー販売員&スキー教師の私からお伝えします!
3歳のスキー道具について
1歳や2歳ではスキーをさえようと思ってもまだまだ雪遊びのほうが楽しいですよね?
もちろん月齢によってですが3歳くらいになるとそろそろスキーをさせてみようかななんて思いますよね?
でも3歳の子供のスキー道具なんて分からないですよね?
なので是非参考にしてください。
ちなみにスキー屋さんに行っても、
子供がいなかったり、自分で子供を教えたことも無いスタッフには的確なアドバイスなんて出来ないですよー
そういう私ですか?
スキー販売15年、現役スキー教師、子供います。
こんな肩書きですがどうでしょう?
良かったら参考にしてください。笑
子供のプラスチックスキーってどうなの?
私も小さい頃はいてました。
パンダスキー
今もパンダスキーって言うのかな?
プラスチックのかかとがパカパカ上がって歩けるやつです。
子供はあれでいいんじゃない?
って言いいますよね。
もし今回子供にスキーって言うより
雪遊びをさせたかったらプラスチックスキーで十分ですね。
逆に言うと、あれで滑れって言ったら
「お父さん、そんな無理言わないでー」
って感じですね。 笑
もし大人用のプラスチックのスキーが有ったら滑ってみてください。
(無いんですが・・・)
2度とスキーしようと思わないと思いますよ。
エッジも無い、横方向の剛性が無い
それでボーゲンしてー
足開いて止まってー
無理ですね。
この組み合わせでしたら、教え方とか云々の以前の問題ですね。
だから、もし
ちゃんとスキーさせたいなと思ったら子供用のちゃんとしたスキーにしてください。
思った以上にちゃんと滑れてビックリすることありますよ。
3歳のスキーの長さについて
ちなみにうちの子は2歳から普通のスキーセットで滑ってます。
春のグサグサ雪は自然なブレーキがかかって
「こんなに滑れるのか?」
とビックリしました。
3歳になってもっとすごいだろう!と12月にスキーに行ったら
雪も良すぎたし、ブレーキも知らない子供は・・・
大変な転び方をしていました。笑
4歳になって板を買い換えたときは長すぎました。
5歳になってその板はちょうど良い長さになりました。
と言うことで、板選びで失敗もした私から
本題の3歳の子のスキー板の長さについてです。
板の長さは身長より短くしてください。
うちは3歳のときは80cmの長さの板を使ってました。
4歳のときに経験したのですが、
成長を考えて長い板を買ってしまって、身長と適合していない場合
子供は滑っているとき先端が重なり足を開けなくなります。
「足開いてー」
なんて言っても先端のしゃもじみたいな形状が
ピッタリ重なって上手く開けません。
選び方の目安は身長からマイナス10cm~15cmなんて言われます。
ただマイナス10cmのときは、身体能力が上がっている月齢なら良いのですが
場合によっては我が家のように先端が重なってボーゲンになりません。
なのでマイナス15cmとかがおすすめです。
お子さんによっては70cmもおすすめかもしれませんね?
でも70cmとか80cmのちゃんとした板ってスキー屋さんの
子供コーナーに行ってもなかなか無いんです。
90cmはいっぱいあるんですよね。
90cmだと5歳くらいでちょうど良いんですが、
そのくらいからスキーをするお子さんが多いんでしょね。
うちは4歳で90cmにしたらちょっと長かったです。
ちょっと短い気もしますが、もう1年80cmを使っても
良かったかもしれません。
3歳のスキーの教え方について
ちゃんとした長さのスキーも買ったし道具は準備万端!
さぁ滑りましょう!
って滑ってくれたらどんなに楽なことか。
普通はお父さんが教えますよね。
スクールに入れますか?
逸れも上達早いですが始めは一緒に滑りたいですね。
もちろんお母さんが教えますと言う場合も参考にしてくださいね。
でもどうやって教えましょう???
普通は3歳の子供なんて教えたこと無いですよね?
なのでちょっとアドバイスしますね。
まず重要なのは一生懸命教えないこと!
???
って感じですよね。
でも一生懸命に
「つま先は内側、かかとは外側で足をハの字にして・・・」
なんていっても3歳のこどもが分かるわけ有りませんよね?
なのではじめは直滑降したら自然と止まるくらいの斜面で
「お父さんについて来てー」
ってやっているのが一番いいですよ。
ちょっと感覚のいい子だったらしれーと斜度を急にしていけばOK
急って言ってもほんのちょっとですよ。
最近ではこどものパークも充実しているスキー場も有りますね。
そのゲレンデにかかる1本のリフト限定で¥500で遊べたり、
そんな子供に優しいスキー場も有ります。
でもたまにあるのが、とってつけたように子供専用リフトを作ったゲレンデ。
良く見ると斜面がまっすぐでなくて傾いているんです。
そういったところは子供にはすごく難しいです。
勝手にそっちに行っちゃうんです。
なので斜面を探すのも教えるお父さんの腕の見せ所ですよ。
もう1回書きますね。
・はじめは直滑降で自然に止まるくらいの斜面
・出来るようになったら徐々に斜面を急に
・斜面はまっすぐな斜面を選ぶ
こんな場所を見つけたら
「お父さんを追いかけてー」
ってお父さんが先導します。
もしここで子供が歩くように足を動かしてたら斜面がゆるすぎますね。
ゆーーーくり進む斜面が最適です。
そして出来るようになったらお父さんが直進でなくて、
大きくゆる~く弧を描きます。
このときも
「お父さんのお尻を追いかけてー」
って同じ事をやります。
するとどうでしょ?
子供は自然とターン弧を描いているじゃありませんか(^^)
子供の教え方って皆さん頑張りますけど
こんな感じのほうが楽しみながら出来ますし、しかも上手くなるの早いですよ!
まとめ
我が家も子供とスキー行くときは教えるから自分はあまり滑れないな。
って思ってました。
でもこんな教え方でもすごく上手くなるのが早いので
5歳の去年は親も十分滑れてほとんどストレス無いですね。
もちろん教え方や知識があるのですが、でも周りのお父さんにこうやって教えてあげたら思ったより簡単だったって喜んでくれてます。
なので是非チャレンジしてみてくださいね。
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