雛人形処分の方法は?供養するときの時期や料金はどれくらい?

娘の成長を願って購入した雛人形も、
色んな事情で手放さなくてはいけない事もありますよね。

例えばお嫁に行ったので雛人形が不要になったり、
引っ越しで雛人形を置くスペースがないので
仕方なく手放さなくてはいけないなど。

私の周りで実際にあったのは、
両家の両親から雛人形が送られてきてしまい処分せざるを得なくなった人がいました。

娘への想いが込められた雛人形を粗大ごみで出すというのは
何とも気持ちの良い物ではありませんよね。

そこで、雛人形の手放し方(処分)の方法をいくつかご紹介しますね!

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雛人形処分の方法は?

娘が嫁いだ事で雛人形のお役目が終わるとよく言われていますが、
個人的には嫁いだ先でも健やかに過ごしてほしいので
お役目が終わったとは思いたくないですね。

とは言っても、どうしても手放さなくてはいけない事情もあります。
雛人形にはこれまで娘を見守ってくれてありがとうと感謝の気持ちを伝えましょう。

雛人形の処分その1
雛人形の処分ですが、
神社やお寺で人形供養をしてもらうという方法があります。

神社やお寺によっては郵送不可の所や受付期間が決まっている所もあるので、
必ず事前に確認をしましょう。

そして、供養料が必要で人形1体につき1000円が目安で、
台座などの小物は多くの神社やお寺はNGなので
こちらも事前確認をしておきましょう。

台座等の小物は粗大ごみで処分する方が一番良いかもしれませんね。

友達のお母さんは牛車などの調度類は古帯の上に飾っていて、
とても素敵でした!

雛人形の処分その2

また、日本郵政と日本人形協会の提携で
人形感謝(供養)サービスを行っている
のをご存知でしょうか?

人形感謝(供養)サービス

事前に電話もしくはネットで申し込むと1箱5000円で専用の箱が届くので、
そこに人形のみを梱包すると郵便局が集荷に来てくれます。

集荷した雛人形は毎年10月に行われる
「東京大神宮人形感謝祭」で供養してくれるんですよ。

雛人形の処分その3

他にも徳島県勝浦郡勝浦町で毎年2~3月に巨大なひな壇に
全国から送られてきた雛人形を飾って「ビッグ雛祭り」で供養したり、
和歌山県那智勝浦の「南紀勝浦ひなめぐり」、
千葉県勝浦市「かつうらビッグ雛祭り」でも供養してもらえます。

何故に全て勝浦なのか?それは、全国勝浦ネットワークなんだそうですよ!
神社の石段にズラリと並べられた雛人形は圧巻でしょうね!
(まだ写真でしか見たことがありませんけど)

雛人形の処分その4

最近では中古でも良いから雛人形が欲しいという人が増えてきています。

ネットオークションやフリマサイトにて1月~2月に
着払いで格安価格で出品すれば状態が良ければ早い段階で落札されます。

中には調度品が壊れたから、調度品だけ欲しい人やカビが生えた人形だけ
中古で買い替えたい人もいるようですので
処分する前に出品するという選択肢もあります。

雛人形の処分その5

他には保育園や幼稚園、児童養護施設や発展途上国への寄付という手段もあります。
どうせなら、喜んでくれる人に雛人形を譲りたいですよね。

雛人形処分の方法は?
・神社やお寺で人形供養をしてもらう
・人形感謝(供養)サービス
・勝浦のひな祭りで供養してもらう
・ネットオークションやフリマサイト
・保育園や幼稚園、児童養護施設や発展途上国への寄付
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雛人形の供養はいつすればいい?

雛人形の供養は雛人形を飾れないと感じた時が処分の時期になり、
期間は特に決められてはいません。

邪魔だなーと思われながら押し入れに押し込められる雛人形は
行き場がなく気の毒です。

それならば、供養をして雛人形の行き場を用意してあげるのが
最後のお勤めではないでしょうか?

ただ、雛人形を神社やお寺で供養する場合は、
人形供養がいつ行われるのかによって決まってきます。

いつでも受け付けてくれるところもあれば、
供養が行われる直前でないと受け付けてくれないので事前に確認をしてください。

ひな祭イベントでの供養の場合は4月からの予約スタートになりますので、
是非送付前に自宅で雛人形への感謝を込めて埃を取り除いて最後に飾ってみてはいかがでしょうか?

雛人形の供養の料金はどれくらい?

供養料として1体1000円~必要になるので、女雛と男雛の2体なら2000円になります。

五人囃子や右大臣、左大臣、三人官女も揃っている場合は1万円かかるので、
費用を抑えるなら日本郵政と日本人形協会提携のサービスや
ビッグひな祭イベントで供養してもらうと5000円なので安心ですね。

ビッグひな祭イベントは4月から電話予約が開始し初回のみ5000円費用がかかり、
傷やカビなどの破損がある雛人形は供養後に処分されるそうですよ。

状態が良ければイベントで娘のお雛様が飾られるなんて、嬉しいですよね!
旅行がてら見に行ってみたくなります。

さいごに

時代の流れなんでしょうね、雛人形の処分や供養は年々増えているそうです。
住宅事情や仕事事情により、雛人形が飾れない又は飾る習慣がないなど様々です。

ただどの時代も我が子の健やかな成長を願う親の姿は変わりません。
私自身も母になり我が子の健康を願っていますが、娘には現在立派な雛人形はありません。
あるのは私の愛情が思いっきりこめられた手作りの雛人形です。
数年後娘が雛人形を大切に出来る時がきたら、雛人形を一緒に選びに行こうと思っています。

その時は手作りの雛人形は次の雛人形にお役目を譲る事になるんでしょうね。
最終的には供養してもらえたら、想いを込めた母としては嬉しい限りです。

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