おにぎりと言ったら梅干し!という人も多いのではないでしょうか?
ご飯と梅干しの相性は抜群で、
最近は色んな梅干しが売られるようになりましたね。
減塩が健康に良いと言われるようになってからは、
甘めの梅干しも数多くみられるようになりました。
数年前まで私の中では梅干しはお店で買うものだと思っていましたが、
友達の影響で梅干しを手作りするようになり
知ったのはとても簡単に梅干しを作る事が出来るという事。
減塩の梅干しも簡単に作る事ができれば、
梅干しの出番はもっともっと増えそうですね。
カビさせないコツをしっかり押さえて梅干しづくりにチャレンジ!
減塩梅干しはかびが心配!?
保存食にはカビ防止は必要不可欠で、
カビが生えやすいと保存食にはなりません。
昔から「塩漬け」をして食料を長期保存していますが、
塩漬けと言ったら梅干しもその仲間ですよね。
と言っても最近は「減塩」ブームで、
治療の一環で減塩を医師から指導されている人も多いでしょう。
塩分の摂り過ぎは高血圧や心血管・脳血管疾患、骨粗鬆症、
腎機能低下、尿路結石、胃癌と怖い病気のリスクを高めてしまいます。
ですが塩分不足になると脱水症状や冷え性など
身体に悪い影響を与えてしまいます。
基本の梅干し作りには大量の塩を使います。
塩分が12~13%を下回るとカビが生えやすくなるんですが、
市販の減塩梅干しはカビが発生しないし日持ちもしますよね。
市販の梅干しには防カビ剤が入っているんだそうです!
となると、やはり
減塩梅干しを作る時にはカビ対策を必ずしないといけない
という事です。
我が家では梅干しを作る時は
ジップ付きのビニール袋を使っているんですが、
ビニール袋を使う時は2重か3重にして破れにくくします。
熱湯消毒とアルコール消毒を必ずして殺菌しておきましょう!
減塩梅干しの簡単な作り方
まず青梅を用意します。
梅を水洗いして水分をしっかり取ったら、
ヘタを丁寧に取り除きます。
(これが結構大変!梅を傷つけないように気を付けてくださいね)
容器に梅を入れたら塩を梅の重さの10%と焼酎少々
(ホワイトリカーより焼酎の方がカビ対策に効果的)、
酢を少々を入れてしっかり密封したらまんべんなく混ざるように振ります。
この時重しがあれば重しを使いますがもしなければ、
大きめのバケツもしくは段ボールにビニール袋(40Lぐらいの大きさ)
を敷いてから梅を入れて上から重しをします。
この時の重しはペットボトル2Lにお水を入れた物を
4本用意して、重し代わりにすると楽ちん!
ビニール袋の場合、梅は必ず平らにするようにしてくださいね。
梅がしっかり梅酢に漬かっていないとカビが生えちゃいます!!
定期的に上下ひっくり返す作業を2週間続けて白干し梅の完成!
ビニール袋の場合は、空気でパンパンに膨らむので
時々空気をしっかり抜いて密封しましょう。
塩分10%でも塩味はしっかり付いているので、
塩抜きした後に水気を取ってからフライパンやトースターで
焼梅干しにすると更に美味しく食べれます!
梅干し作りの時期はいつ?
6月になると梅の実の収穫が始まり
スーパーの青果売り場では6月初旬頃から
「梅干し・梅酒コーナー」が作られます。
お店によっては様々な品種の梅の実が並びますが、
梅干しに適した品種と梅酒に適した品種があるので注意しましょう。
梅干しに適した梅は「南高梅」「小粒南高梅」「甲州最小」「豊後梅」です。
梅干し作りは6月後半から7月中旬までに行いますが、
天日干しは梅干し作りに欠かせないので
週間天気予報と降水確率をしっかり確認をしましょう。
梅雨明けが微妙な時期なので天気予報と睨めっこ状態です。
傷が付いている梅の実はそこから菌が繁殖して
カビの原因になってしまうので、
完熟した梅の実を購入したら早めに梅干し作りを始めましょう。
さいごに
白干し梅に馴染みが無かった頃、社員食堂のおばさんが
お手製の白干し梅の焼梅干しをお裾わけしてくれました。
焼梅干しはご飯にも良いしお茶の中に入れても
焼酎の中に入れても美味しいと知ってからすっかり大好きになりましたが、
未だに上手に白干し梅を作れたことがなく、
毎年必ず色んな失敗をしていて
自信満々に完成した事が一度もありません。
けれど、毎年凝りもせず梅干し作りに挑戦をしている事が楽しかったりします。
普通の料理と違って奥が深いと感じます。
梅干しを最初に作った人ってスゴイなと感心しちゃいますね。
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