飛行機はモバイルバッテリーを預けても大丈夫？預けてしまった時は？

出張や旅行先で何かと重宝するモバイルバッテリーですが、
数年前からやたらと発火や爆発事故が起こっていますよね。

当然航空会社で規制が厳しくなっているだろうけれど、
どこまで規制が厳しいのかチケットを購入する時に教えてくれても良いのに…と
思ったのは私だけではないと思います!!

そこで、今まさに空港でモバイルバッテリーどうしたら良いのか困っているあなたの為に、
どうすれば良いのかぱぱーっとご説明しましょう！

　

飛行機はモバイルバッテリーを預けても大丈夫？

モバイルバッテリーつまりはリチウムイオン電池は
ノートパソコンやスマホなどの充電に必要不可欠ですよね。

ですが、リチウムイオン電池は外からの衝撃や温度などによって突然発火したり爆発したりと割と危険…
ニュースでモバイルバッテリーが突然発火したとか、
発火した為にLCC旅客機が緊急着陸したと聞いたことがあるかと思います。

その為、飛行機を利用する時にはモバイルバッテリーを受託手荷物として預ける事はＮＧ!!

何故なら、貨物室というのは客室以上に衝撃があったり
温度が適温に設定されていなかったりするので
うっかりスーツケースに入れたままだったりすると
モバイルバッテリーを没収されたりします(+_+)

モバイルバッテリーは基本的に手荷物として機内に持ち込むようにしましょう！

ただし、チェックインの時にはモバイルバッテリーを
カバンの中から取り出してトレイに出しておかないと、
職員から「カバンから○○を出して」「これは？」などなどハッキリ言って手間!!

時間もかかるし、後ろを振り向けばあなたの手荷物検査が終わるのを待っている人達が
「まだー？」といった目で見ているでしょうね(^^ゞ

なので、チェックイン前なら速やかに手荷物の中にモバイルバッテリーを移しておきましょう！

モバイルバッテリーを預けてしまった国内線の場合どうなる？

モバイルバッテリーが荷物の中にある事を忘れて受託手荷物として預けてしまった場合…
国内線であれば預ける前にX線チェックを受けるので、その場で指摘されると思います。

手に持ったカバンの中に入っている事を忘れて、チェックインした場合も同様に
手荷物検査でチェックされる為職員から指摘されるので問題はありません。

問題があるとしたら、忘れていただけに手間取る＝搭乗時間ギリギリになるかも（あなたを含めた人たちが(-_-;)）

何度も言いますが、チェックイン前に思い出したなら直ぐに
機内に持ち込むカバンの中にモバイルバッテリーを移しておきましょう!!

ちなみに…ANAとJALでは160wh以下であれば持ち込み制限はありません。

更に100wh以下であれば個数の制限もなく、
100～160wh以下であれば2個まで持ち込みOK、
160wh以上は手荷物であろうとも機内に持ち込む事はＮＧ!!
場合によっては空港で没収です(T_T)。

モバイルバッテリーを預けてしまった国外線の場合どうなる？

では、今からあなたが乗る飛行機が国際線だった場合…
受託手荷物内にモバイルバッテリーがあったとしたら…

これは私の友人（の旦那さん）の実話ですが、海外の空港を経由して日本に帰国した時の事です。

到着後に自分のキャリーケースを見ると何やら傷だらけ…
中を開けると紙が一枚入っていて、どうもモバイルバッテリーは没収し処分したと書いてあったそうです。

空港職員さん達は、Ｘ線でチェックして明らかに怪しい荷物が入っている時は
マスターキーで開ける事も出来ますし、カギを壊す事も許されていますからね(-_-;)

何よりも、飛行機が緊急着陸する事態になる原因を自分が作ってしまう事だけは避けたいですね!!

そして私の旦那の実話ですが、羽田空港から海外に出張で向かった時
モバイルバッテリーを受託手荷物で預ける事がダメな事を知らず、
キャリーケースの中に入れていたそうです。

幸いにも預ける時にモバイルバッテリーは入っていないか聞かれて、
思い出し手荷物として機内に持ち込んだそうです。

この時160wh以下のバッテリーだったそうで、
制限もなくチェックイン出来たそうですが
チェックインまでに時間がかかってしまって
時間に余裕が持てなかったと言っていました。

つまり、搭乗時刻までに時間の余裕がない場合は
フライトが遅れてしまったり、乗り遅れてしまうなんて事もありうるのです!!

また預けてしまった後に思い出した場合、航空会社の職員に伝える事もお忘れなく!!
場合によってはまだ貨物室に運ばれていないので、直ぐに取り出す事が出来ますよ。

さいごに

モバイルバッテリーはとっても便利ですが、
発火や爆発が発生する可能性がある物です。

可能であれば、行先で購入するなどより安全な手段を選ぶようにしたいですね。

それと、何よりも大事な事…
どんなアクシデントにも対応できるように時間に余裕を持って行動し、
事前の下調べを欠かさない事ですね。
没収されたら出張や旅行が台無しになっちゃいますからね(^^ゞ

では気を付けて行ってらっしゃい♪