インフルエンザ高熱が出て完治までの日数の数え方｜外出はいつから？

産まれて40年以上インフルエンザになんて罹ったことが無かったのに
始めてインフルエンザになってしまいました。

高熱はもちろんつらいのですが
それに伴う頭の痛さが半端ないです。

前日に子供が深夜に発熱したのですが
「頭が痛いよー」
と滅多に泣かない子なのに泣いていた気持ちが
本当によく分かります。

そして気になるのが、インフルエンザにかかってしまったら･･･
どのくらいで治るの？
会社や学校に行けるの？

という点ですよね？

お医者さんに教えてもらってきたのでお伝えします。

　

インフルエンザで高熱が出る日数は？

インフルエンザは通常の風邪と違い38度以上の高熱が特徴です。

その高熱は一体どのくらいの期間出るのでしょうか？

インフルエンザはウィルスが体内に入って感染しても
すぐに熱が出るわけではないようです。

人によりますが1日～3日の潜伏期間があり
その後突然高熱が出るのが特徴です。

その体温は38℃～40℃で、関節痛、背中の痛み、全身の倦怠感（けんたいかん）、悪寒、頭痛などその症状が全身に出ます。
その後に、鼻水が出たり、喉が痛くなったりします。

はじめになんか調子悪いなぁ～、風邪かな～
ではなく、いきなりドンッ！って熱が出て全身がつらいのがインフルエンザなので上記のような症状の場合は
すぐに受診したほうが良いですよ。

インフルエンザは早めの受診が
早い完治への近道です！

そしてそのつらい高熱はどのくらいの期間でるのでしょう？

これはインフルエンザワクチンを摂取しているかしていないか
でも変わってきます。

今年摂取していた息子と私の場合高熱が出たのは
発症日、発症後1日目、発症後2日目
の3日間です。

3日目は高熱と言っても37℃台で、38℃後半や39℃台を経験したので
結構楽に感じました。

インフルエンザワクチンを接種していない方だと
発症後5日から7日ほど高熱が続くことが有るようです。

インフルエンザが治るまでの日数

絶対にかかりたくないインフルエンザですが
もしかかってしまったらどのくらいで治るのでしょう？

自然治癒はするのでしょうか？
薬を飲まなければいけないのでしょうか？

まず、インフルエンザは自然治癒するのか？しないのか？
これは自然治癒します。

健康な大人の場合大体1週間くらいで完治に向かうそうです。
でも気をつけなければならないのが治ったと思ったときです。

熱が下がったのが治った証拠ではないようです。
熱が下がっても体内にはまだインフルエンザウィルスが潜んでいます。

熱が下がってからおよそ2日、幼児だと3日くらい
体内にインフルエンザウィルスが残るそうです。

なのでインフルエンザが完治した！治った！
と言えるのは

大体上記の期間が目安のようですね。
熱が下がってからの日数なので間違わないで下さい。

インフルエンザの日数の数え方

じゃあいったい僕のインフルエンザはいつ治ったって言えるんだ!
日数はどうやって数えればいいんだ？

って思いますよね？

厚生労働省では以下のようにように指導していますね。

Q.17: インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間外出を控えればよいのでしょうか?
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3～7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
　排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
　参考までに、現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)。

引用　厚生労働省

と言うことは例を出して説明すると

早い人だと熱が出てから5日間は休まないといけません。
（インフルエンザ発症～熱が出てひくまで3日＆解熱後2日の場合＋1日）
6日目から登校・出勤・外出OK
幼児は＋1日

長い人だと熱が出てから7日間は休まないといけません。
（インフルエンザ発症～熱が出てひくまで5日＆解熱後2日の場合）
8日目から登校・出勤・外出OK
幼児は＋1日

病院からもらってきた表です。

資料元　第一三共株式会社

先生の書き込みがありますが分かりやすいと思います。
ご自分の日にちに置き換えてみてください。

熱が引いたから大丈夫じゃん？なんて学校や会社に行ってしまったら
体内に残ったウィルスが人に移ってしまいます！
自分だけでなく周りにも気を使わなければなりませんね！？

まとめ

インフルエンザの治療には薬物治療も有効とされていますね！？

発症から48時間以内に、抗インフルエンザ薬を服用すると
インフルエンザウィルスの増殖を抑えて症状を和らげるようです。

菌を殺すわけではないのですね？？？

しかもたまにニュースでも取り上げられるように
抗インフルエンザ薬による副作用なども報告されていますね。

自然治癒は上記にまとめたとおりですが、抗インフルエンザ薬を投与しても
逆に自然治癒能力が衰えて治りが遅くなることもあるそうです。

かといって高齢の方は自然治癒に任せていると肺炎の危険性もあるそうです。
やはりかかりたくありませんね！？

100％ではなく70％から90％くらい発症を抑えると言う
インフルエンザワクチンの予防接種です。

幼児の場合はもう少し低くなるそうで、大体20～50％くらい発症を抑えてくれるそうです。

えっ、それでも50％くらい確率があるの…
13歳以下のこどもは2回も接種するのに！
（1回￥3,000なら￥6,000かぁ～･･･、考えちゃう金額です。）

でも今回のことも有るのでやはり今後も毎年受けることにします！