2017年の花粉の飛散量は特に
九州、四国、近畿地方で「非常に多いが多い」と予報が出ています。
昨年は暖冬だったので1月から飛散が始まり
特にピークもなくだらだらと4月以降も飛散していたので、
花粉症の人には辛い年だったのではないでしょうか?
2017年は2月上旬から九州北部、中国、四国、東海の一部で
飛散が始まる為、1月から花粉対策を行いましょう!
飛散が始まる前や症状が出る前に食事改善をして、
花粉に負けないよう身体を内側から元気にしておけば
ピーク時でも症状が改善されている可能性が高いですよ!
花粉症は食事で改善しよう!
花粉症は誰でも発症する可能性が非常に高いのですが、
それは免疫システムの異常によりおこる症状だからです。
免疫細胞が活発化されていれば、
花粉が浸入しても鼻や喉の粘膜に付着するだけで症状は出ません。
そして全身の6~8割の免疫細胞は腸にあるので、
腸を元気にしてあげれば免疫力も上がるのです。
腸といったら、善玉菌と悪玉菌ですよね。
善玉菌は腸の内容物を発酵させて内部を酸性にする事で活性化しますが、
悪玉菌は内容物を腐敗させアルカリ性にしてしまい
腸の動きを停滞させてしまいます。
その為にも気を付けたいのが食事です。
色んな食べ物をバランスよく食べるのが良いのですが、
花粉症に効く食べ物を意識して摂るようにする事で
不足してはいけない栄養成分をきちんと摂る事ができます。
オススメの食材です
ビタミンA・・・緑黄色野菜、レバー、卵黄
ビタミンC・・・イチゴ、キウイフルーツ、ブロッコリー、菜の花
ビタミンE・・・植物油、鰻、アボカド、ナッツ類
ヨーグルト・・・腸内環境を整えます
肉類・・・脂分の少ないモモ、ヒレ、鶏ならササミ
そして、レンコンやゴボウなどに含まれる食物繊維は
善玉菌が増えるのでおススメです。
ですが、花粉症を発症している人は果物アレルギーを起こしやすいので、
果物を食べた時に違和感を感じたら注意をしてください。
特定の果物や野菜がもつアレルゲンに花粉症の抗体が反応してしまい、
花粉症では滅多にない「喘息発作」の症状が出る事もあります。
花粉症にはレンコンの効果で対策を!
最近花粉症に効くと話題なのが「レンコン」です。
埼玉医科大学でレンコン成分をお茶やみそ汁に入れて
620人に摂取した実験をしたところ、
3カ月で81%の人が花粉症の症状の改善がみられました。
レンコンを1日40g、量にして輪切りにすると3個程を毎日食べ続けると
2週間で効果が出始めるそうです。
冬野菜のレンコンは焼いても良し煮て良しと万能野菜です。
しかもレンコンの含まれるビタミンCは加熱に強い上に、
レモン果汁に匹敵する量が含まれています!
また、花粉症以外にも喘息やアトピー改善にも効果があります。
レンコンを切って少しすると黒ずみますが、
この黒ずみの原因は「タンニン」言われる成分です。
このタンニンがIgE抗体を抑制してくれます。
ただタンニンは抗酸化作用があり免疫を強化してくれますが、
多く摂取すると胃炎になるので注意しましょう。
そして、レンコンの粘り成分であるムチンが花粉から期間を守ってくれるます。
レンコンは皮を剥かずに食べる事がおススメですので、
皮に抵抗がある人はおろし金ですりおろしハンバーグに混ぜたり、
鶏ミンチと混ぜてつくねにすると違和感なく美味しく食べられますよ。
さいの目に切って餃子の餡に加えても美味しいし、
ちょっと手間ですがはんぺんと海老、すりおろしたレンコンを
よく混ぜてから蒸して餡かけにするととっても美味しいです!!
ただ美味しいと分かっていても、
レンコンを花粉飛散時期中買い続けるのは結構家計に響きます。
安い時にまとめて購入して輪切りにしてから茹で、
すりおろしたレンコンを製氷皿に移して
ブロックで冷凍保存すれば1カ月は保存可能です。
また、レンコンをスライスして天日干しにしてから、
フードプロセッサーで粉末にすれば「レンコンパウダー」の完成です。
レンコンパウダーをサラダにかけたり、
黄な粉と混ぜてお餅や白玉団子で食べるのも良いですよね。
私は天日干しが面倒なので、
市販のレンコンパウダーを愛用しています。
炊き込みご飯を作る時にレンコンパウダーを入れたり、
お好み焼きやたこ焼きを作る時にも入れています!
先日は、レンコンパウダーを入れたクッキーを焼いてみたところ、
全くレンコンの風味は感じらなかったので抵抗なく食べられると思います。
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花粉症に効くレンコン煮汁の飲み方
花粉症にはレンコンの煮汁も効果的で、簡単に作る事ができます。
弱火で10分程度煮込んで完成!
2年前の年末に旦那が咳が
1日中止まらず吐きそうになるぐらいでした。
レンコンの煮汁が咳に効果があると知ったので作ってみましたが、
ハッキリ言って臭いです!
飲むのに勇気がいるので、旦那は2日で断念。
少しだけですが、オリゴ糖を混ぜると若干飲みやすくなったようですが私には無理でした。
どうにか飲めるかも?という人はショウガを混ぜたり、
葛などでトロミをつければ身体も温まって一石二鳥ですね。
断念した私は、煮汁をそのまま煮物に使いました(涙)
煮込んだレンコンはきんぴらにして美味しく食べました!
さいごに
花粉症を改善するには、薬で症状を抑えるだけではなく
生活リズムや体質を改善し免疫細胞を元気にしなければ解決しません。
ですが、体質改善というのは長期戦です。
アレルギー反応はある日突然なるものではなく、
日々の蓄積によるものなので徐々に戻すしかありません。
症状が出る前に出来る限り腸を元気にして
花粉の飛散に備える事でピーク時の辛さが変わりますよね。
花粉症を発症していない人も、
この先発症しない為に花粉症以外の病気にならない為にも
免疫細胞の元気を維持する事を続けて損はありません。
特定の食品が花粉症に効くからとその食品ばかりを摂取するより、
効果的な組み合わせでの摂取や小まめに摂取できる調理法で
長く続ける方が効果的です。
花粉症は低年齢化しているので、
家族全員で花粉症対策をして花粉飛散時期を乗り切りましょう!!
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