子供が保育園での集団生活に慣れてきて、
ママも子どもと離れて働く事に慣れてきた頃に襲って来る
感染症「インフルエンザ」。
普通の風邪と違い感染力は高いし、
子どもはグッタリしているし、もう何からどうしてあげればいいのか
パニックになりますよね。
でも、ママはちゃんと冷静になりましょう!
2歳といったら、子どもによってはまだお話が上手に出来ない子もいます。
中には1単語ぐらいしか言えない子もいますよね。
そうなると、子どもの症状は親が観察するしかありません。
というのも、インフルエンザになると症状が急激に悪化する為
子どもは辛すぎて自分から頭が痛いとか、怠いとか腕が(関節)痛い
といった症状を訴える事が出来ない事も十分にあり得ます。
何だかいつもと様子が違うかも?という「母親のカン」は当たります!!
発熱をして直ぐに病院に行ってもインフルエンザの検査は出来ません。
生後6か月を過ぎていれば翌朝まで様子を見ても大丈夫ですが、
熱けいれんを起こし始めたら夜間でも病院に行きましょう。
どう判断したら良いか迷ったら、ネットで色々調べるよりも
「#8000小児救急電話相談」に聞く方が信頼できます。
では、幼い子供がインフルエンザに罹ったら
私達はどう看病していけば良いのでしょうか?
インフルエンザ2歳の子の食事は何を作る?
インフルエンザに罹ると子供もそうですが大人も食欲がなくなってしまいます。
熱が下がるまでは辛うじて水分補給が出来る状態の人が多いと思います。
身体はウイルスに侵された時、食べ物を口にすると
身体を癒す働きより食べ物を消化する方に体力を消耗させてしまいます。
なので、初期症状が出たら水分補給だけで寝かしてあげましょう。
恐らく、食べたいとは言い出さないと思います。
のどが気持ち良いだろうとアイスやゼリーを食べさせるのはダメです!
人口の糖分は身体を酸化させてしまい
自己治癒能力が低下し回復が遅くなってしまいます。
できれば、解熱作用もある「りんご」を皮ごとすり下ろして食べさせたり、
リンゴジュースにしてあげると良いですね。
また、うどんやお粥は病人食の代表格ですが、これも注意が必要です。
うどんはコシがあると消化によくないので、煮込みうどんにして柔らかくしてあげてください。
この時、子どもの食欲があまり回復していなければ
具なしの素うどんにするか、具のないお粥もしくは梅干し入りのお粥にして
梅干しの疲労回復効果と胃腸に負担をかけない炭水化物で様子を見てあげましょう。
食事は勿論、食欲が出てきてからでも大丈夫です!
無理に食べさせることの方が症状を悪化させてしまいます。
子供に食事を食べさせる時、
ママは必ずマスクと出来れば割烹着タイプのエプロンをしてください。
そして、割烹着を着たまま家の中で過ごさないようにしてくださいね。
子供の部屋の中に割烹着を置き、
ウイルスが子どもの部屋から出ないように気を付けなくてはいけません。
2歳児がインフルエンザの時お風呂はどうする?
大人も同様で、インフルエンザに罹った時にお風呂に入ったら
体力が只でさえ無いのに、入浴しただけで更に体力を消耗して
余計にグッタリしてしまいます。
これが小さな子供なら尚更です!!
point 子供がインフルエンザに罹ったら、お風呂ではなくタオルで身体を拭いてあげる程度にしてあげましょう。
とにかくインフルエンザに罹ったら安静と十分な睡眠!
身体が治癒能力に集中出来るよう、
余計な体力を使わせないようにしてあげる事が大事です。
高熱なので、汗も大量にかきます。
小まめに着替えさせてあげて、
脱いだ服は出来ればビニール袋に入れて洗濯機までは外に出さないようにします。
そして、ママは直ぐに洗濯機に入れ手洗いとうがいをしましょう。
ちょっとそこまでしなくっても!!と思うかもしれません。
ですが、子どもが回復した頃になると
ママは看病疲れで体力低下に疲労からくる免疫力低下で
ウイルスに感染しやすい状況が整っています。
ここでママが感染してしまっては意味がありません。
2歳児がインフルエンザに罹ったら隔離する?
2歳となると一人では寂しくて隔離はおそらく難しいと思います。
抗インフルエンザ薬で有名なタミフルを処方された子供が
異常行動を起こし自宅マンションから転落死した事故はあまりに
ショッキングで未だに覚えています。
タミフルと異常行動が完全に否定されてはいませんが、
10代未満には投与しない病院が増えています。
とはいえ、抗インフルエンザ薬が処方されている間は
子どもを一人にしておく事は避けるべきです。
異常行動だけではありません。
インフルエンザは中耳炎、気管支炎、熱性けいれんといった
合併症を引き起こしやすく、更にインフルエンザ脳症や脳炎は
とりわけ死亡リスクも後遺症が残るリスクも高いんです。
こういった事が起きていないか、
やはり側で看病してあげる事が早期発見に繋がります。
なので、子どもがインフルエンザに罹ったら家族は速やかに全員マスクを着用します。
そして、手洗いうがいを小まめに行います。
出来れば、インフルエンザに関係なく日頃から丁寧な手洗いとうがいをしてウイルスが体内に侵入する事を防ぐ事が大切です。
子供が発症して3日ぐらい誰も熱が出なければ
恐らくはインフルエンザに感染していないと思われます。
感染していないと油断は禁物ですよ!!
point そして、子どもが寝ている部屋の室温は20~25℃、湿度は50~60%を維持してウイルスが活発になるのを防ぎましょう。
加湿器がない!!というご家庭では、
濡れたバスタオル(脱水して干す前ぐらいでも大丈夫)を
部屋の中に干してあげると湿度は上がります。
もしくは、子どもの手が絶対に届かない位置に
水を張った洗面器を置いておくのも効果的です。
さいごに
子供がインフルエンザにしても風邪にしても
病気になるとママは心配で仕方がありません。
そして、看病もかなり大変ですので家事は旦那さんにお任せして、
ママは看病に専念しましょう。
旦那さんが料理や掃除が出来ない又は協力してくれない場合、
手抜きでネットスーパーで買い物でも良いと思います。
可能なら、ファミレスの宅配を利用するとか、
どちらかの実家が近ければ料理を届けてもらう
又は、旦那さんだけでも実家で食事をしてくるというスタイルでも良いと思います。
核家族で周りに頼れる身内が居ない場合、どうしてもママが一人で頑張ってしまいます。
家政婦を依頼するといった事もネットでは書かれていますが、
そんな事出来ないし考えつかないというママの方が多いのではないでしょうか?
恐らく私も子どもがインフルエンザに罹ったら、
やはり自力で看病と家事をすると思います。
一日だけ旦那に休みを取ってもらい、
旦那に看病を頼み数日分の食料の買い出しに出掛けるでしょう。
インフルエンザに罹ったら子どもを含めて家族全員がマスク着用!
パパとママは栄養バランスの良い食事とビタミン系をしっかり摂取しておきましょう!
出来ればインフルエンザが流行りだしたら、
人混みを避けたりマスクを着用して外出、
そして家族全員で予防接種を受けるようにしましょうね。
予防接種を受けてもインフルエンザに罹るじゃないか!
と予防接種が無駄だと思う人もいますよね。
私もそう思っていました。
ですが、違います!予防接種とは重症化を予防するのが目的なので、
インフルエンザそのものを予防する効果はありません。
インフルエンザに罹っても軽症で済めば身体のダメージも少しで済むので回復も早いです!!
なので、11月中もしくは遅くても12月の初旬までに
予防接種を受ける事を検討してみてくださいね。
関連記事とスポンサードリンク
コメント