現代は本当に色々便利な物が多いですよね。
なかなか洗えないカーテンや布団などを除菌して
消臭してくれるスプレーを開発してくれた人には感謝です!
仕事でウォッシャブルスーツを着ている人でも、
天気の良い日で時間に余裕のある日しか洗わない
という意見が多いと思います。
それ程、スーツのお手入れは面倒なので、
ついついお手軽にファブリーズでニオイを消して済ませがちです。
が、お手入れに手抜きをし続けるとファブリーズ後にシミが出てきちゃいますよ!!
スーツにファブリーズするとシミになるって本当?
CMを見ていると、制服やスーツが臭い!
けど洗濯しても明日には乾かない、どうしよう!(困)
そんな時はファブリーズ!!
といった感じで直にシュッシュッシュってしていますよね。
ここで思い出してみてください。
小学生の時、掃除時間に濡らした雑巾で床を拭いた部分に
ほうきを持って履き掃除をしたらどうなりましたか?
埃が見事に床にくっつきますよね。
教室の片隅で風通しの悪い所では埃がくっ付いて取れていない所ありませんでしたか?
反対に風通しの良い教室の真ん中あたりは床が乾くとキレイになっていましたよね。
ファブリーズも同じ事がいえます。
簡単に説明するとファブリーズの成分がニオイの元をがっちり掴み、
ニオイの元と一緒に蒸発してくれます。
ですが、ファブリーズには殺菌効果がなく除菌までしか出来ません。
つまり、スーツについたニオイの元である菌は
ある程度残ってしまっている状態なんです。
衣料用ブラシを使わなかったり、
薄いハンガーにスーツをかけて至近距離でファブリーズをすれば
局地的に繊維の奥深くまでファブリーズの水分が到達し、
十分な風通しもないまま蒸発する事もできず雑菌と一緒に繊維に残ってしまいます。
そして、雑菌がどんどん溜まってしまい
ある日突然シミとして現れてしまいます。
スーツにファブリーズするときの注意点
スーツにとって埃や汗は天敵です。
着ている服にゴミが付いたらどうしますか?
払い落としたりつまんで捨てたりしますよね。
スーツも同じで、帰ったらすぐにポケットの中身を全て出してからスーツを脱ぎ、
厚手の木のハンガーとパンツハンガーにジャケットとスラックスそれぞれをかけます。
そしたら、優しくブラッシングをして埃やゴミを落としてあげましょう。
疲れて帰ってきても、ここまではしてあげてくださいね。
そうしたら、至近距離ではなく30cm程離れた所からシュッシュしてください。
ファブリーズの使用上の注意にもありますが、
汚れがある状態でファブリーズをしても
原因が取り除かれていないので再びニオイが復活してしまいます。
ニオイが復活するだけではなく、最悪輪染みになって残ってしまう可能性もあるので必ず先にブラッシングをして汚れやゴミは落としておきましょう。
ファブリーズを何回シュッシュッシュってするかは、個人差があるかと思います。
私は湿ったかどうかな?ぐらいですが、夫は濡れるぐらいシュッシュします(汗)。
正解は、男性用のスーツのジャケットなら全体に5回程シュッシュすれば良いそうで、
目安は湿ったぐらいですので私は回数がちょっと足りないですね。
ファブリーズをした後は風通しの良い場所でしっかり乾かすんですが、
クローゼットに戻したり他の衣類がぎゅうぎゅうに入っている
シングルハンガーにかけては風通しが悪くなってしまい
カビの原因にもなるのでスーツだけ干すようにしてくださいね。
ファブリーズをした直後に着ないといけない場合、
アイロンで乾かしたりドライアーでしっかり乾かしてから着てくださいね。
理想はそのまま1日~2日スーツを休ませてあげて、
翌日は違うスーツを着る方が良いですよ。
さいごに
簡単に洗濯機で洗える衣類なら、
汗をかいても食べ物のシミが付いてもガシガシと洗えますし
どうにもならなければ新しい服を買う事も出来ますよね。
ですが、スーツはそんな気軽に新調できる程安い物ではありませんよね。
現代の技術の進歩で誕生した衣料用消臭スプレーも色んなメーカーから出ていますが、
どのメーカーも元々の衣類に汚れがあるとシミが出来る可能性があると表記しています。
スーツのお手入れって時間も手間もかかりますが、
やってみるとけっこう集中できるし無心になれるんですよ。
これまでの順序を変えて、お手入れした仕上げにファブリーズしてからお布団に入ってみませんか?
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