初めて娘が産まれ、育児に専念している年末に
進物屋から雛人形のカタログが届き
「そうだった!!雛人形!!」と思い出す人も多いのでは?
中には実家から自分の雛人形を嫁入りで持ってきている人もいるでしょうが、
マンションやアパートといったちょっと部屋数の限られている住居に住んでいると、
雛人形は実家で収納されたままという人の方が多いかもしれませんね。
娘(孫)の幸せを考えて大きな雛人形を選びたいけれど、場所がない。
相場は??どんなのが人気??
自分の雛人形を持っていても自分で買ったことがなければ、基準が分かりません。
いつ買うのか?どんな雛人形を選べば失敗がないか、
私自身雛人形を持っていなかったので雛人形の基礎知識から
ひな祭りに何をしたら良いのかを調べて娘の初節句を迎えました。
こんな私のドタバタ体験がお役に立てば幸いです。
雛人形の購入のポイントは?
雛人形の購入ポイントはズバリ!
「お顔」が好みかどうかが一番大切で重要です。
正面から見て好みのお顔でも、
同じ目線で雛人形を見る事ってあまりありません。
大体の人が床に座った状態で少し見上げてお雛様を見るのではないでしょうか?
なので、色んな角度からお顔を見て
どの角度から見ても好みのお顔かどうかをチェックしてください。
関東よりの女雛は現代風のお顔で、
お目目がパッチリしていてリカちゃん人形のようです。
京都よりの女雛は凛としたお顔で、目は細長で風格すら感じます。
そして、作家さんによって表情も違うので見ていて楽しいです。
そして、十二単!
袖や着物の裾まで均等に着物が見えているかどうかも大切です。
私は進物屋で女雛の着物で気に入った物がありました。
よく見ると女雛の羽織と三人官女の内掛けが同じ着物なんです!
こうした人形のお顔以前の問題もあるので、着物もしっかり見ておきたいものです。
座っている雛人形はお顔を中心にキレイな三角形になっていると
座りが良い「丁寧な仕事」なんだそうです。
立っている雛人形(親王飾り)は後ろの着物の裾がキレイに広がっているか?
小物に当たっていないかをチェックしてみてくださいね。
雛人形の相場はだいたい5~10万円で、
マンションやアパートに住んでいる人はやはり
親王飾りを選ぶ事が多いそうです。
我が家では室内犬が2匹いるので、
犬が雛人形を壊してはいけないと収納タイプ
もしくはケース飾りにしようと家族会議で事前に決めていました。
人形店や進物屋から雛人形の展示会のお知らせが届いたら、
まずは予算を決めておくと良いですよ。
選びにお店に行くと、販売員によっては売るぞ!
という勢いが強い人もいます。
そして、さほど知識がない人もいたりします。
失敗しない為にも、置き場所をきちんと決めておく事。
親王タイプにするのか?三人官女まで揃えるのか?
はたまた右大臣と左大臣まで揃えるのか?予算と相談しながら決めておきます。
ただ、収納タイプやケース入りは雛人形を飾らない期間中、
かなり場所を取る事を念頭に置いておいてください。
ケース入りは子どもやペットに壊される心配もないし、埃もつかないので手間がかかりません。
ですが、親王タイプだとちょっと寂しい感じはします。
なので、左右に雛あられや桃の花を飾るなどすると華やかになります。
雛人形の購入の時期はいつが良いの?
ゆっくり選びたいなら1月上旬~2月の初旬の平日がおススメです。
立春から雛人形を飾り始めるので、
2月が近づくと一気に購入し出します。
そうなると、販売員に説明も聞きにくいし人が多過ぎてゆっくり見れないし、
気に入った雛人形に「売約済み」なんて札が貼られてドンドン選べなくなってしまいます。
セール品はお手頃価格ですが、いわゆる売れ残りというものなので
愛着が持てるかどうかというと微妙ですよね。
我が子の無病息災を願って雛人形を選ぶんですから、
とっても気に入った訳でないならセール品は遠慮したいですね。
お店によっては11月から販売開始していますが、
だいたい11月はまだ製作期間中なので昨年の雛人形という事もあり得ます。
中には手作りで時間がかかる為、
早めに製作開始している会社もあり11月から新作が並ぶ事もありますが、
1月から選び始めても遅くはありません。
が、1月中旬から動くと出遅れてしまいますよ!!
私は1月下旬に見に行ったので、
気に入った雛人形全てに「売約済み」と貼られていました(涙)
雛人形を飾る時期はいつからいつまでなの?
雛人形は立春の2月4日~2月中旬の間で飾ります。
が、仕事の都合でなかなか飾れない、
クローゼットから出してもないという夫婦は多いでしょう。
せめてひな祭りの一週間前までには飾るようにしてくださいね。
くれぐれも、前日に飾る事はしないでください。
「一夜飾り」といって縁起が悪いんです。
そして、しまう時期ですが
ひな祭り翌日~4月上旬までにきちんと手入れをしてから収納しましょう。
よく雛人形を早く片付けないと嫁に行くのが遅れるなんて言いますが、あれ迷信ですよ!!
ダラダラといつまでも出しっぱなしにしないようにと
戒めの意味があるだけです。
ちゃんと3月中旬には雛人形を片づけていた従妹は、未だに嫁いでいません。
雛人形にしてみれば無病息災の為、厄災を引き受けるけど
結婚時期までは知りません!て言いそうですよね(笑)
さいごに
色々調べて何度も雛人形の置き場所を考えている内に、
どんどん気に入った雛人形が売約済みになり
妥協した雛人形は娘に対して失礼だと思い、購入を見送りました。
替わりに、初節句に私の手作りの雛人形を飾ってお祝いをしました。
来年か再来年には娘と一緒に雛人形を選んで購入予定です。
娘も一緒に選ぶのできっと雛人形と娘に絆が出来るでしょう。
個人的な考えですが、雛人形は子どもの無病息災を願った人形です。
無理に購入しなくても、良いとは思います。
転居を控えている家族も居るでしょう、また置き場が無いという家族もいると思います。
初節句は親王だけにして、
年々人形を増やすというのも何だか良いですよね。
ケースのみの販売もありますし、
小物も単品で買う事が出来るので本当にオリジナルな雛人形を作る事が出来ますよ!
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